望郷の道 北方謙三

賭場を仕切る家の婿となり、家業を発展させていく前半、台湾に渡り、菓子会社を創業、発展させていく後半。ひと組の男女の出会い、別れ、再会、そして故郷の地への帰還という大河恋愛小説であり、一代の事業成功物語でもある。
北方の曽祖父がモデルとのことだが、ぐいぐい読ませられて止まらない面白さだ。

望郷の道〈上〉

望郷の道〈上〉