食味風々録 阿川弘之
執筆時、八十歳になるかならぬかだが、この生き生きとした文章はどうだろうか。食べ物に対する記憶が鮮やかに語られていく。文士たちとの交流、戦時中の海軍での食事、ハワイ、パリ、上海など海外でのエピソードに、豊かな気分にさせられ、にんまりしながら読み進めていく。最後に娘阿川佐和子との対談が収録されている。
- 作者: 阿川弘之
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/03/28
- メディア: 文庫
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執筆時、八十歳になるかならぬかだが、この生き生きとした文章はどうだろうか。食べ物に対する記憶が鮮やかに語られていく。文士たちとの交流、戦時中の海軍での食事、ハワイ、パリ、上海など海外でのエピソードに、豊かな気分にさせられ、にんまりしながら読み進めていく。最後に娘阿川佐和子との対談が収録されている。