漫才ギャング 品川ヒロシ

テンポよく進むストーリーと、主人公たちの交わす会話が気持ちいい。
思わずつっこんでしまう漫才師気質。
売れない芸人の黒沢飛夫は、やけ酒の末にトラブルに巻き込まれ、警察の留置所で
鬼塚龍平と出会い、物語は進んでいく。
品川ヒロシはこれが小説第二作とは思えないうまさだ。おかげで電車を一駅乗り過ごしてしまった。
サンドウィッチマン「敗者復活」
http://d.hatena.ne.jp/nayuta-mahiro/20090918
ビートたけし「漫才病棟」
http://d.hatena.ne.jp/nayuta-mahiro/20100104
に続いて、
若手漫才師を描いた作品を読むのは3作目だが、本作は、一番作風が明るい。

漫才ギャング

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