裸のお百 一ノ関圭

ビックコミックで初めて読んだときはその描写力に圧倒されて、衝撃をうけたものだ。
力強い線で描かれる女性はすばらしく美しい。この骨太の作品が女性によるものだと
知ってすこし驚いた記憶がある。
「らんぷの下」「裸のお百」は、もちろん好きなのだが、「女傑往来」「女傑走る」のシリーズは
もっと書いてほしかった。
「茶箱広重」の「鎮平が好きだったんだよう」というお崑の科白は胸をつかれたなあ。

裸のお百 (ビッグコミックス)

裸のお百 (ビッグコミックス)

茶箱広重 (小学館叢書―一ノ関圭作品集)

茶箱広重 (小学館叢書―一ノ関圭作品集)

最近「絵本 夢の江戸歌舞伎」をみつけて、非常になつかしくその絵を堪能した。

絵本 夢の江戸歌舞伎 (歴史を旅する絵本)

絵本 夢の江戸歌舞伎 (歴史を旅する絵本)